
フタ付き試験管を使った小物入れ
文房具や工具系などを収納する時に、なるべく細長い形に統一して収納したいと思った事はありませんか?
プラスチック製のフタ付き試験管を使うと、細かいものを収納できて細長い形に統一しやすくなります。今回は更に試験管の中に仕切り板を入れて複数アイテムを収納できる様にしてみました。

材料

プラスチック試験管
今回選んだ試験管はコレです。プラスチック製+アルミキャップで実験室っぽさが少ないデザインで、長さは141mm、直径は25mm。amazonで12本1,299円でした。

プラスチック板(仕切り板用)
今回は0.65mm厚のマーガリンのフタを利用します。柔らかくて加工し易い素材です。試験管のプラスチックより柔らかいので試験管に傷が付きにくいです。

竹串(中の物を引き出す時のつまみ)
試験管の深さが138.5mmだったので尖った部分以外の長さが138.5mm以上の竹串を選びました。写真の物はキャンプ用の長い物で太さは3mmです。
道具

左からコンパス、ハサミ、油性マジック(細)、カッター、菱ぎり、やすり、三角定規(1セット、90°を出すため)、奥がカッティングマット。

菱ぎりは断面が四角形になっています。回転させる事で四角形の角が穴を大きくしてくれます。

他にピンセットがあると切り出したパーツの取り付け位置を微調整したりできるので便利です。

接着剤
今回はセメダインの剥がれにくい弾性接着剤を使いました。

スプレー塗料
今回、中の仕切り板とつまみはアルミのフタに合わせてアルミシルバーに塗ります(この辺りはお好みで)。
つくり方

1.絵の寸法のパーツをプラスチック板から切り出します。
コンパスと油性マジック(細)を使って円を2つ書き、定規で三角形を2つ、長方形を2つ書き、カッター(またはハサミ)でカットします。

2.円2つは中心にあるコンパスの針穴を菱ぎりで直径3mmまで大きくします。

3.バリはヤスリで取り除きます。

4.こんな感じです。

5.竹串は深さを測ってからフタに干渉しないギリギリの長さにカットします(今回は138.5mmにカットします)。

6.カッターを当ててゴロゴロ回す様に前後に動かしながら切るとうまく切れます。

7.①竹串の先端部から10mmくらいの位置に円形パーツ(19mm)を付けます。接着剤を先の尖ったもの(楊枝やヘラの先など)で円形パーツの穴に付けてからはめこみます。
②三角形のパーツ(2つ)を接着剤で付けます。
③長方形のパーツ(2つ)を接着剤で付けます。
④円形パーツ(22mm)を接着剤で付けます。

こんな感じにできたら接着剤が乾くまで少し待ちます。

スプレー塗料を吹きかけます。

塗料が乾くのを待って、

できあがりです(^^)
というわけで今回は中の棒をつまんで引き出す事で中の物の取り出しができる仕切板入りの試験管小物入れをつくってみました。
つくってみて思ったんですが、直径が25mmくらいあると色々入りますo(^^)o
あと、仕切板の数や形状は入れたい物に応じて変えたりすれば更に色々な物を収納できる様になると思います。
下の写真ではラッピングタイと結束バンドを入れてみました。
ちょっと雰囲気の違う収納グッズ感がイイですね(^^)

最後までお読みいただきありがとうございます。
ではではまた。