スキミング防止カードは簡単に自作できます。
既製品が高いナ、と思う方は是非ためしてみてください(^^)
用意するもの
材料
- キッチンアルミシート
- 使わなくなったカード
道具
- カッター
- ハサミ
- (やすり 400番くらい)
- (イソプロピルアルコール)
作り方
スキミング防止カードは電波を通さなければOKなので、カード状の金属を携帯するクレジットカードと重ねるだけで電波を遮断できます。
今回は百均などで簡単に入手できる、裏面に粘着剤がついているキッチン用のアルミシートを使って作ります。
カードは、使わなくなったポイントカード、クレジットカードなどのプラスチック製のカードや、パスケースに重ねて入れる場合は薄さのある紙製のカードなどでもいいと思います。

筆者が用意したのはダイソーのキッチンアルミシート(110円)です。

今回は期限切れのプラスチック製ICカードで作ります。
エンボス(凹凸)があるとアルミシートをキレイに貼れないので、ないものを選びます。
いらなくなったものをハサミを入れて捨てずに、スキミングカードに変身させて再利用です。
カードのアルミシートを貼る面はイソプロピルアルコールなどであらかじめきれいに拭いておきます。ない場合は別のもので表面の汚れをきれいにしておきましょう(薄めた中性洗剤を使う場合は洗剤の成分がきれいになくなるように水で洗い流してください)。

期限切れの会員証などにパンチで穴を開けられたものも再利用できます。
写真のように使用済のエンボス(表面の凸凹)ありのカード(左)などアルミシートを貼れないものを材料にパンチで穴を開け、パンチの中にある丸いプラスチックを取り出します。
それを穴の開いたプラスチックカード(右)に入れます。
こうすることでアルミシートを貼った時に凹みができません。
パンチで抜き取った丸いプラスチックは変形しているので、ライターなどで軽くあぶり、柔らかくなったところで直ぐに穴にはめ込み、凹凸を平らなものでたたくか、強く押し付けてください。

はじめにアルミシートを適当な大きさに切り出します。
アルミシートは片面に貼るだけでもスキミング防止効果はありますが、今回は外観も意識して両面に貼ります。

アルミシート裏面のはくり紙を剥がし、カードを貼り付けます。
スマホ画面に保護シートを貼るときと同じ要領でなるべく空気が入らないようにします。

こんな感じですね。

片面を貼り終わったらカッターかハサミを使い、カードのふちに沿って余分なアルミシートを切り落とします。
終わったらもう片面も同じようにアルミシートを貼ります。

アルミシートを両面貼り終わったカード(2枚)です。

今回は表面の花柄をイソプロピルアルコールで消しました。

アルミシートのカット面が多少鋭利なので、気になる方は手を切らないように(400番くらいの)ヤスリで角をとっておきます。
これで完成です。

使い方はスキミングされたくないカードと密着させるのが一番安全です。
他に、写真のようにサンドイッチさせても割と高い効果があります。
※スキミングについて内容を確認したい方は別記事で解説していますので、こちらも参考にしてみてください。
今ほしい FANTOM WALLET (FANTOM S) 徹底レビュー
(参考)スキミングってどういうこと?
(参考)こうなると×、こうなると○

筆者のお財布はFANTOM WALLETなので、こんな使い方になります。
スキミングカードの見た目もクールでイイです(^^)
今回はこれで終わりです。
ではではー。