
今回はフランス家庭料理を出すお店などでお通しとしてよく出てくるポークリエットの作り方です。パテ状になっていて小さなパンにぬって食べるあれです。
作り方は簡単、保存食なので好きな量をまとめて作っておく事ができます。
好きだけど、食べる機会があまりなかったり、自分で作るなんて考えた事なかった、なんていう方がいらしたら是非作ってみてくださいネ(^^)
夜食や間食、ワインなどお酒のつまみとしてもいいですヨ。
お家で作るおいしい簡単ポークリエット

材料と道具
材料
下記の量でだいたい5食分くらいになります。
豚バラ肉(ブロック)・・・250〜300g
玉ねぎ・・・1/2個
ニンニク・・・1片
タイム・・・3本
塩・・・小さじ1〜2
白ワイン・・・200ml
黒こしょう・・・適量(2〜3つまみ)
オリーブオイル・・・大さじ1
(好きな)パン・・・食べたい分
料理に慣れていない男性に特に多いと思うのですが、材料を探す時に同じ名前のものがないと作れないと考える方がいらっしゃいます。
しかし、例えば豚肉は、豚バラ肉(ブロック)がなかったら、脂部分が多い他の部位で代用できます。目的のものがない時は一旦名前はさておき、脂部分が多い豚肉を探してください(例:スペアリブ用の豚肉)。
また、もし骨付きの豚肉を選ぶ場合は骨を取り除くと量が減るので、少し多目の分量を買うといいと思います。

同じく、タイムは生鮮売り場のハーブが並んでいるところに生のものがあると思いますが、なければこしょうなどの香辛料が小さなビン詰めで並んでいるところに乾燥したビン詰めのものがあるのでそちらでも大丈夫です。
道具
フードプロセッサー
フライパン
鍋(なるべく鍋底の厚いもの)
まな板・包丁
大さじ1(=15cc(ml))が計れるもの
軽量カップ
サランラップ
キッチンポリ袋、使い捨てビニール手袋等(バイ菌等気になる方に、なくても作れます)
フードプロセッサーがない方は豚肉を手でほぐせば作れます(力はいりません)ので、まず1回作ってみる事をおすすめします。その後食べてみて、また自宅で作りたいと思えば安いプロセッサーの導入を検討するのが良いのではと思います。
他の調理道具は百均で揃えたもので十分です。
作り方


(写真1枚目)
タマネギ(1/2個)はスライスします。
(写真2枚目)
ニンニク(1片)は赤いところを包丁で切り、皮をむいて、
(写真3、4枚目)
ガーリックプレスでつぶすか、写真のように包丁の腹で押しつぶします。
(写真5枚目)
こんな感じです。

(写真1枚目)
豚バラ肉(ブロック)(250〜300g)は数センチ大に切り分け、
(写真2枚目)
ビニール袋に入れて、塩(小さじ1〜2)を入れ、
(写真3枚目)
塩がまんべんなくいきわたるようによく揉みます。
揉み終わったらそのまま冷蔵庫に30分入れておきます。

(写真1枚目)
30分経ったらキッチンペーパーの上にあけ、
(写真2枚目)
お肉の表面から出た水分を拭き取ります。

(写真1枚目)
予め中火で熱したフライパン(サラダ油などは不要です)に豚バラ肉を脂身を下にしてのせます。
(写真2、3枚目)
こんがりと焼き色がついたら他の面も同じように焼き色をつけます。
全ての面を几帳面に焼き色をつけなくてもだいたいでOKです。
(写真4枚目)
こんな感じですね。
※この時に周りに出ている油はおいしくない油なので使いません。

(写真1枚目)
鍋に、豚バラ肉、白ワイン(200ml)、タイム(3本)、黒こしょう(2〜3つまみ)、オリーブオイル(大さじ1)を入れて弱火で1時間〜1時間30分煮込みます。
※火は火力によりますが、一番小さい火(ほたる火)を目安に絞っておいて大丈夫です。
(写真2枚目)
30分後にはこんな感じになります。
白ワインは蒸発していき、豚バラ肉からはおいしい脂が出てきています。
(写真3枚目)
1時間〜1時間30分経ったら火を止めて粗熱をとります。
※余談ですが、筆者はお焦げが好きなので意識的に鍋底が少し焦げるくらいまで煮込んでいます。通常は写真よりもう少し手前の段階で火を止めるといいと思います。

(写真1、2枚目)
粗熱がとれたらフードプロセッサーにお肉、トロトロにとろけたニンニク・玉ねぎ、煮汁を入れてフタをし、
(写真3枚目)
フードプロセッサーで攪拌(かくはん)します。
フードプロセッサーは底面に刃がついていて、スイッチを入れっぱなしで、まんべんなく材料が循環すると均一に滑らかに細かくしてくれますが、筆者は不均一に材料を砕くのをオススメします。こうすると豚バラ肉の大きさが不均一になる事によって食感の変化が生まれます。
やり方はフードプロセッサーのスイッチを入れっぱなしにせず、止めたり入れたりを短い間隔で繰り返すと出来ます。
フードプロセッサーのない方はボウルやスープ皿などに材料をあけ、スプーンなどでつぶすように肉をほぐしていきます。

(写真1枚目)
出来上がったポークリエットはココットなど、小さな入れ物に詰めていきます。
適当な入れ物がない時は、お皿などにスプーンで一回分の量を盛っていきます。
(写真2枚目)
食べない分はリエットにピッタリとサランラップをして、冷蔵庫に保存しておきます。
この状態で1ヶ月程度は大丈夫です。

(写真1枚目)
バゲットが一番相性のいいパンだとは思いますが、なければ何でもOKです。
写真は普通の食パンです。普通過ぎるので、ちょっとカットだけいつもと違う雰囲気が出る方法をご紹介します。
写真のように斜めに包丁を入れ、
(写真2枚目)
90度回転させてまた同じように斜めにカットすると少しだけ見てくれを変化させる事ができます(^^)

できました。食べる時はこんな感じで。
筆者はピクルス好きなので、プラスの付け合わせとしてセットで食べたりしていますが、好みで色々お試しください。

食べきれなかった分はラップをピッタリと貼って再び冷蔵庫でOKです。
おまけコーナー
おすすめワイン
ポークリエットに合わせるとおいしい、筆者のおすすめのワインを1つご紹介します。
シャブリ[2018]ドメーヌ・デ・マロニエール(白ワイン)作ってる酒屋さんの名前:DOMAINE DES MARRONNIERS
Grande Rue de Chablis(グランド・リュ・ド・シャブリ)(フランス)というところで作られている白ワインで、力強いミネラル、ナッツ、柑橘系フルーツ、フローラルな香りなどがあり、バランスのとれた辛口ワインです。
牡蠣・パテ・鶏肉・魚などに合います。
日本で買っても味の劣化が少なく、とてもコスパの高い気軽に飲めるワインです。
ちなみに筆者は30年くらい前から飲んでいますが、変わらない品質としっかりとしたつくりのワインでかなり好きな銘柄です。
記事中のツール
↓テーブルナイフ
↓フードプロセッサー
siroca ミル付きミキサー SJM-115[氷も丸ごと砕ける/ガラス製ボトル/容量1500ml]
このミキサーは厳密にはフードプロセッサーというよりもジューサーミキサーです。記事ではこの製品に付属しているミル兼簡易フードプロセッサーを使っています。
筆者は独り身なので、本格的なフードプロセッサーはあまり必要性が高くなく、付属で付いているミキサーを選んだという感じです。ジューサーミキサーは普段からスムージー、ジュース、カクテルなど、割と多用しています(^^)

(写真1枚目)
普段はこの上にガラス製のミキサーがのるのですが、
(写真2枚目)
付属のミルを使うと簡易フードプロセッサーになります。
(写真3枚目)
こんな感じです。
1台2役なのでとても便利です(^^)
今回はこれで終わりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではではー。
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