
刃を折って使うカッターのメンテナンス
これから時々、道具とセットで必要となるメンテナンスや使い方などについての記事も書いていこうと思います。
今回は身近なカッターの刃のメンテナンスについてです(^^)
一般的なカッターって、切れ味が悪くなったら刃を折って使いますよね。
そんな使い捨ての刃を使うカッターでメンテナンスなんてあるの?って思うかも知れませんが、、あるんです。
ちなみに折る事で切れ味が良くなるのは下の図の○部分だけです。

この部分は下の図の様に、全く切れていない部分を最初に切る時に一番役に立つ部分です。

これとは別に、粘着質なものを切った時(例:宅配で届いた段ボールをテープごと切ったりした時など)に付着するネバネバしたカスが刃に残って溜まっていくと、刃を折って切れ味を復活させていても、徐々に切れ味に影響が出てきます。

経験している方も多いと思いますが、このネバネバが溜まってくると、ボディから刃を出す時に抵抗になって出しづらくなったり、切りずらくなってきたりしますよね。
折角先端を折って切れ味を良くしても、このネバネバがあると気持ちいい切れ味になってくれません。
刃の腹の部分は下の図(青い部分)の様に、対象物を切り進む時に常に切断面と接触しているので、この部分にネバネバがあると抵抗になってしまうからです。

という訳でこの部分のお掃除です。
開梱のために段ボールを切るくらいなら切れ味にこだわらない方もいるかもですが、何かを作る場合などはこのお掃除は切れ味をキープするために意味のある作業となります。
用意する物

・イソプロピル・アルコール
・綿棒、ウエス、ティッシュなど
アルコールは小さなスプレーボトルに入れると使いやすいです(写真は百均のものです)。
他にシール剥がし液でもクリーニング出来ますが、百均で売っているものも含め、コスパはアルコールの方が上です。
綿棒、ウエス、ティッシュは必要に応じて1つあればOKです。
クリーニング

1.カッターの刃を取り出します。

2.綿棒を使う場合はスプレーのノズルに綿棒を押し付けてスプレーすると飛び散らずに綿棒だけにアルコールをふくませる事が出来ます。

ネバネバがついた所を表裏きれいに拭き取ります。

こんな感じにきれいになりました。

本体についたネバネバも拭き取ります。
刃の通る狭い部分にネバネバが入り込んだ時は刃をセットして出し切り、刃にアルコールをスプレーしてのせ、何回か出し入れすると取れてきます。

使用済の綿棒。
クリーニング後は結構汚れてます。
はい、今回はカッターのメンテナンスでしたー(^.^)
いつも切れ味がいいと気持ちいいですね。
ではではー(^^)/
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